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無人化施工

 無人化施工とは?

 近年、日本各地で自然災害が頻発してします。その災害復旧にて大きな役割を果たす技術が無人化施工です。 この無人化施工は、災害復旧工事を遠隔地より安全かつ円滑に行います。ラジコン装置等を取り付けた建設機械群をオペレータが遠隔地より操作することで安全性を確保しています。 また、工事を支援するシステム群により作業効率の向上をしています。 雲仙・普賢岳においては、砂防堰堤の築堤、構造物設置、除石工事に採用されています。 本技術は、最近では雲仙・普賢岳のみならず各地の災害復旧工事や劣悪環境現場に適用されており、これまで約300件以上の採用実績があります。


図-1 除石工 遠隔操作システムのイメージ


 無人化施工の導入効果

無人化施工の導入効果として、下記が挙げられます。
①被災地における二次災害の防止
②被災地の復興または計画的な事業の支援
③地元住民に対する生活環境(インフラなど)の改善・復旧支援
④建設作業員等の安全確保や作業環境改善
⑤復旧、復興または計画的事業の確実な遂行
⑥継続的な採用による無人化施工技術の継承と革新

センターが行う無人化施工技術支援

先端建設技術センターでは、無人化施工技術に対する支援をこれまで多数実施してきました。これらの支援として、技術の活用・普及に関する支援と研究・開発に関する支援があります。
1.技術の活用・普及に関する支援
①施工全般に関するマニュアル、ガイドブック、技術資料の作成
②無人化施工の施工計画・施工技術の検討支援
③無人化施工の技術的内容に関する調査・研究支援
④技術講習会への参画・指導・支援(資料提供、講師派遣等)
2.研究・開発に関する支援
①無人化施工機械に関する研究・開発
②無人化施工工法に関する研究・開発
③無人化施工技術に関する研究・開発
当センターが行う無人化施工技術の支援は、専門的な知識を有する職員が主体となり、これまでの技術の蓄積も踏まえ、産官学や専門性の高いTCとの連携もとりつつ進めております。 平成25年度、技術の活用・普及に関する支援のうち、①の支援について、事務所表彰を受け、また、研究・開発に関する支援のうち、③に関する研究・開発について、公的団体より表彰を受けました。