先端建設技術セミナー

 先端建設技術セミナー in 大阪


開催の概要

日頃の活動内容、調査研究の成果を広く紹介し、また意見交換を行う場として「先端建設技術研究発表会」を東京で開催してきました。初めての試みとして平成19年11月8日(木)プリムローズ大阪で「先端建設技術セミナー」として特別講演と技術発表を実施、360名と多数の方々のご参加を頂きました。その内容を簡単にご紹介します。



講演

特別講演 「都市道路トンネルの技術 -首都高速道路中央環状新宿線の開通にあたって-」

東京都立大学名誉教授 今田 徹 氏

高密度な都市では、環境影響や有効な土地利用の観点から、道路を地下に計画する事例が増えている。首都高速中央環状新宿線は、基本構造をトンネルとした高速道路で、新宿線開通を機に都市道路トンネルに必要な技術を整理し報告した。


特別講演 「阪神高速道路の新技術への取組み-これまでとこれから-」

阪神高速道路株式会社 常務取締役 南部 隆秋 氏

橋梁、高架構造物が中心の阪神高速道は、供用40数年経て、本格的な管理の時代を迎えている。大震災での経験も活かし、新技術活用、コスト縮減、長寿命化の実現。港大橋の耐震補強工事などでの技術的取り組み、橋梁からトンネルへのシフト、調達分野の新たな取組み等の報告をした。

先端建設技術センターの研究成果発表

1 災害リスクマネジメント 専務理事 岡原 美知夫
2 鶴見川多目的遊水地土壌無害化処理について 研究第二部長 山下 勝
3 PMとはなにか 企画部長 西田 穂積
4 総合評価方式の活用方策に関する研究 研究第一部長 有田 幸司