先端建設技術セミナー

 先端建設技術セミナー in 東京


開催の概要

平成22年10月5日(火)に東京永田町の星陵会館にて、本年度第1回目の先端建設技術セミナーを開催しました。
セミナーには行政機関、研究機関、設計・施工関係者など、約380名の方々の参加をいただき、また発表に関する熱心な質問や意見も寄せられ、大変盛況裡に終了いたしました。


講演

特別講演 「情報化施工の現状と展望」

立命館大学 理工学部 環境都市系 教授 建山 和由 氏

昨今、多くの建設工事の施工現場で活用されている情報化施工の現状と展望について御講演をいただきました。
御講演のポイントは、今後の社会資本整備に際しては基準やマニュアルを標準としつつも、それに過度に依存することなく、現場の状況に応じて柔軟に対応することでより精緻な工事を行うことが求められている。
これを実現するために技術者はこれまで以上に高度な判断力を有することが要求されるが、施工管理や出来型管理において情報技術を活用し、その情報が施工における技術者の判断過程において有用に利用されることにより、建設施工を一段高い技術にステップアップさせることを期待する、との御提案をいただきました。


先端建設技術センターの研究成果発表

1 地震による堤防被災対策の更なる充実への取組み 研究第二部長 宮本 高行
2 NETIS新技術活用システムの動向と先端建設技術センターの新たな取組み 普及振興部参事 石丸 慶三
3 総合評価落札方式の現状と課題 研究第一部 上席研究員
永井 一徳
4 建設リサイクル技術の現状と新たな取組み 企画部参事 新妻 弘章