BIMを活用した施工計画に関する自主研究
国土交通省では、ICTを駆使した一連の建設生産システムの改善・効率化により、公共事業の安全・品質確保や性能の向上、トータルコストの縮減を図るBIM（Building Information Modeling/Management）について、その構築と導入に向けた検討と試行を2012年度より進めています。
先端建設技術センターでは、その一翼を担うBIM技術検討会の活動に参画し検討を行うとともに、BIMに関係する多くの方々との勉強会や意見交換等を行っています。また、当センターの実業務においてもBIMを実践（BIMの取り組みへリンク）するとともに、低価格の個人用機種が普及してきている3Dプリンタを導入し、その操作性・汎用性や3D模型作成の効果、模型作成のための3Dモデルのあり方等について研究しています。
図-1 3D プリンタ出力用のSTL データ（アイオン）
写真-1 3D プリンタ
写真-2 出力した3D モデル
＜現場取材の結果＞
- ① CIMへの挑戦～近畿自動車道紀勢線見草トンネル工事における取組みについて～ （株）大林組
- ② 東北中央自動車道長老沢３号橋上部工工事でのCIMの取組み 大成建設（株）
- ③ 山田町復興市街地整備事業 山田地区におけるCIMへの取組み UR都市機構/山田町CMJV
- ④ 施工現場でICTのフル活用！「矢切函渠その9 工事」での取組み 前田建設工業（株）
